コンテンツ

日経DUALの記事を読んで・・・ご夫婦の生の声③

Cさん (理系会社員 夫)

 先生の記事を拝見しまして、思ったこと感じたことを書いてみました。

1.患者の立場から不妊治療の知識習得について

 黒田先生にお世話になってかなり正確な知識の習得ができたと感じでいます。現在の状態と、不妊治療に取り組み始めて間もないころと比較すると相当な知識の差、そして知識に基づく考え方の差は大きいです。不妊治療に取り組むには 十分な知識を得ることの重要性をとても感じます。しかし、不妊治療に取り組もうと思った人が正確かつ十分な知識を手に入れる機会は残念ながらかなり少ないと思います。

 ほとんどの人が、インターネットからの情報収集や、宣伝している有名な不妊治療の病院にまず行ってみる、といったところではないでしょうか。どこでも、そこでの治療技術・設備やスケジュールの説明と、実績・妊娠率といった内容でした。全くといっていいほど説明がなかったのが、不妊治療に伴うリスクについてでした。

 

2.不妊治療におけるリスクについて

 一般的な不妊治療の病院では、リスクが十分に語られていません。私たちも、黒田先生にお世話になるまでは、どこに行っても不妊治療は安全ですと語られ、リスクに関する正確な知識を持っていませんでした。

 でもよくよく考えると、一般的な健康診断の時でさえ、例えば胃カメラの検査を受ける時でも、鼻からと喉からでは そのようなリスクの違いがあります・・・と必ず説明を受けます。内科、外科、歯科でも小さな疾患でも治療におけるリスク説明が必ずされています。

 不妊治療の病院では、とくに宣伝されている有名なところでは、多くの患者が来ている様子を目の当たりにしているので、聞くまでもなく大丈夫だろうと思いこんでしまうのです。私たち夫婦も そうでした。病院を移ってもどこも同じような治療を行っていますし、どこでもリスクの説明も不十分なので、どこでもこんな感じかなと思いこんでしまうのです。このようになってしまうと、不妊治療のリスクを含めた十分な知識がさらに必要だと感じることもなく、いつまでも同じ治療を疑いもなく続けることに陥ってしまいます。そこから脱出するすべは なかなか見当たりません。

 

3.黒田先生と出会えて

 黒田先生と出会て、先生と一緒に不妊治療を頑張れたからこそ、思ったことがあります。不妊治療を行わない人にはわからない苦悩が多くありますが、自分や妻、家族をみつめる良い機会になり、人生のプラスになっというたことです。人生において子どもがいることはかけがいのないもの、でも一方では子供を授かることが最高とは限らない、このように感じられるのは、黒田先生と後悔のない人生の一ページを共有できたからです。